小池知事、GoToトラベル「若い人たちも注意を」…東京で新たに533人感染

東京都の小池百合子知事(68)は3日、政府の観光支援事業「GoToトラベル」で、65歳以上の高齢者などへ利用自粛を呼び掛けたことに関して「世代で今回フォーカスしている部分はあるが、自分がウイルスを運んでしまう意識を持って、若い人たちも注意してほしい」と呼び掛けた。
小池氏は、新型コロナウイルスの感染状況を分析するモニタリング会議後、記者団の取材に応じ、若い世代の「Go To―」利用について、「特に高齢者や既往症を持つご家族がおられる方は注意してほしい」と求めた。
同会議に出席した国立国際医療研究センターの大曲貴夫氏は、今回の65歳以上への利用自粛を巡る対策について「高齢者の陽性者が増えているのは厳然たる事実。一定の効果はあると思う」とした上で、「基本的な感染対策は全世代で平等に行う必要がある」と強調した。
東京都は3日、新型コロナウイルスの感染者が新たに533人確認されたと発表した。重症者数は2日から5人減の54人。都内の累計感染者数は、4万2344人に上った。この日確認された533人のうち、20代が114人と最も多く、次いで30代が93人、40代が89人、50代が81人だった。65歳以上は89人で、これまでで最多の数字となった。
都が2日に開催したモニタリング会議では、重症化リスクの高い65歳以上の新規感染者数が4週連続で増加し、7日間平均では先月2日時点の約24人から、12月2日時点で72人と約3倍に上っていることなどが報告された。