東京都の小池百合子知事(68)は2日、政府の観光支援事業「GoToトラベル」の東京出発、到着分について、65歳以上の高齢者と糖尿病や心血管の病気など基礎疾患のある人の利用自粛を正式に要請した。
この日の新型コロナ対策本部会議で小池氏は、「重症者数が非常に高い数字で、厳しい状況が続いている」とし、重症化リスクの高い高齢者などへ17日までの利用自粛を求めた。また、既に新規予約を停止している都の観光支援策「もっとTokyo」についても申し込み済みの旅行の自粛を呼び掛けた。
「一時停止か、自粛か」―。小池氏は1日に菅義偉首相と緊急会談し、「GoTo―」の一時停止と自粛の2案を提示し、結果的に自粛を要請することで双方合意に至った。小池氏は2日に記者団に対し「停止か、自粛かの言葉の問題を超えて、ここは皆さんに協力いただきたい。国と都は連携している」と強調。また、政府に高齢者などの同事業の利用自粛を全国規模で実施するよう求めたことも明らかにした。