不急の入院・手術延期を要請…知事「県民の命と地域医療を守るため」

神奈川県は、新型コロナの入院患者を受け入れる医療機関に対し、医師が不急と判断したその他の患者の入院・手術を1か月程度延期するよう要請した。県内では4日時点で、コロナ患者の即時受け入れが可能な病床(即応病床)の利用率が80%、重症者用に限ると89%に達しており、県は感染拡大が続けば、来月6日頃には即応病床がパンクすると予測している。
県によると、延期要請は4日、コロナ陽性患者の入院先となる59病院に行った。形成外科や良性ポリープの手術などが延期の対象として考えられるといい、県職員が各病院から個別に事情を聞き取りながら協力を求めていく。
一方で県は、県民に対して、発熱などの際には受診を控えず、必要な治療や検査をためらわずに受けてほしいと呼びかけた。
黒岩知事は5日の定例記者会見で、「救急医療や悪性腫瘍の手術などは通常通り維持していく。県民の命と地域医療を守るために必要な対策として、ご理解ご協力いただきたい」と訴えた。