フィリピン国籍の元少年「罪悪感から逮捕覚悟で来日」 茨城大生殺害

茨城県美浦村で2004年、茨城大農学部2年の女子学生(当時21歳)を殺害したとして、殺人と強姦(ごうかん)致死の罪に問われたフィリピン国籍の元少年(35)=当時18歳=の裁判員裁判は、水戸地裁(結城剛行裁判長)で20日、被告人質問があり、元少年は「罪悪感があり、逮捕される覚悟で来日した」と述べた。
元少年は弁護側から動機について問われ、通訳を通して「来日して日本人女性を見ていいなと思っていた。味見したいと思っていた」と説明。被害者と遺族に対しては「やってしまったことについて謝りたい。本当に後悔している」と話し、事件後に罪悪感や不安を消すために麻薬を使っていたと述べた。
元少年は事件後の07年にフィリピンへ帰国。県警が国際手配したところ、出頭する意思を示し19年1月に再入国したところを逮捕した。判決は2月3日に予定されている。【森永亨】