生後11か月の長女を自宅で殺害したとして殺人罪に問われた釧路市の無職青柳(旧姓・河口)美穂被告(34)の裁判員裁判の初公判が25日、釧路地裁(河畑勇裁判長)で開かれ、青柳被告は起訴事実を認めた。
冒頭陳述で検察側は、青柳被告が、熱があり泣き始めた長女に数十錠の鎮痛薬を与え、「大量の薬を飲ませたことが発覚すれば逮捕されるし、飲んだ長女は助からない。もう後戻りできない」などと考え殺害を決意した、と指摘した。
公判では、産後にうつ病となっていた青柳被告の責任能力が争点となり、検察側は病気の影響は間接的、限定的と説明。弁護側は、心神耗弱だったと主張した。
起訴状などによると、青柳被告は昨年4月23日、当時の自宅で、長女の楓ちゃんをシーツにくるみ浴槽に寝かせた後、シャワーでお湯を入れて水没させ、窒息死させたとされる。