フィリピン元少年に無期懲役求刑 04年の茨城大生殺害事件

2004年1月、茨城大農学部2年の女子学生=当時(21)=を殺害したとして、殺人と強姦致死の罪に問われたフィリピン国籍の元少年(35)の裁判員裁判が28日、水戸地裁(結城剛行裁判長)で開かれ、検察側は「性的、人格的尊厳を大きく踏みにじった」として無期懲役を求刑し、結審した。判決は2月3日。
被告は公判で起訴内容を認めており、争点は量刑。検察側は論告で「共犯2人に日本人女性を襲うことを自ら提案しきっかけを作った」と指摘。
弁護側は最終弁論で被告の立場は従属的とし、19年に自ら日本に戻り、罪を償う道を選んだことも真摯な反省の表れだと主張した。