政府の新型コロナウイルスの緊急事態宣言が、10都府県で1か月延長されたことを受け、東京都の小池百合子知事(68)は2日夜に臨時会見を開いた。
小池氏は都内の感染状況について「新規陽性者数は減少傾向にはあるが、年末年始の急拡大前の水準に戻ったに過ぎない。重症者数は高止まりしており、ここで緩めてしまうとすぐに再拡大を招く」との現状認識を示した。続けて「私自身、宣言を本当に早く、1日でも早く切り上げたい。そのためには徹底して人流を抑えるための最大限の対策を取る必要がある」と訴え、都民へ昼夜を問わない不要不急の外出自粛などの継続を要請した。
緊急事態宣言の延長に伴い、都はこれまで行ってきた飲食店とカラオケ店などへの午後8時までの時短営業の要請を3月7日まで継続する。事業者には、引き続き出勤者数7割削減へ向けテレワークや、半日・時間単位のテレハーフを強化するよう求めた。
東京都は2日、新型コロナウイルスの感染者が新たに556人確認されたと発表した。1日当たりの新規感染者は5日連続で1000人以下となった。
新規感染者数の7日間平均は、先週(1月26日)の1088・6人から750・9人に減少している。重症者数は前日から4人減の129人。この日報告された死者は過去最多の23人で、累計の死者数は917人となった。