4日放送のTBS系「news23」(月~木曜・午後11時、金曜・午後11時半)で、女性蔑視と受け取られる発言が波紋を広げている東京五輪組織委員会の森喜朗会長(83)がこの日、都内で会見を開いたことを報じた。
森氏は、発言について書面を見ながら「五輪パラリンピックの精神に反する不適切な表現だったと認識している。まず深く反省している。そして発言した件について撤回したい。不愉快な思いをされた皆様にはお詫びを申し上げたい」と謝罪した。
会長職の辞任については「辞任するって考えはありません」と断言し、「一生懸命、献身的にお手伝いして7年間やってきた。自分からどうするってことはない。みなさんが邪魔だとおっしゃるなら、おっしゃる通り老害を掃いてもらえたらいい」と話した。一方で、記者に向かって「面白おかしくしたいから聞いているんだろう?」といら立つ場面もあった。
番組では、国会でこの発言を聞かれた菅義偉首相は「あってはならない発言」と述べる一方で進退には言及しなかったことを伝えた。
ジャーナリストの星浩氏は、菅首相の対応を受け「組織委員会は東京都とJOCが設立した団体で森さんをトップに指名したのは、安倍前総理で菅さんもその路線を継承している」と解説し「今、国民の中で森さんを辞めさせられるのは、1人だけ。菅さんだけなんです、事実上。菅さんは、今の全体状況とか五輪どうするとかそういう問題を含めて、森さんが本当に会長にふさわしいかどうかを判断する必要があると思います」と指摘していた。