橋下徹氏、森喜朗会長辞任で対応悪さ指摘「二階さんや『ダメ』と言わなければいけない人たちが…」

元大阪府知事の橋下徹氏が15日、TBS系「グッとラック!」(月~金曜・午前8時)にリモートで生出演した。
番組では、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞意を表明したことを報じた。辞任を発表する前に川淵三郎氏へ後継指名したことが明らかになり、一転して辞退し、後任は白紙となっている。
橋下氏は「今回の発言は一発アウトと思っている方もたくさんいらっしゃいます。そういう考え方もあると思います」と前置きし、「僕は一発アウトとは思っていないんですね」と自身の考えを明かした。
そして「反省とか、周囲がきちっと反省して意図を伝えて謝罪会見がうまくいけば挽回の余地があったと思う」としたが、「まず周辺が悪かった。組織委員会もJOCもIOCも、森さんのあの会見で『よし』としてしまった。二階さんや萩生田さんといった『ダメなものはダメ』と言わなければいけない人たちが、みんなダメと言わなかった。何といっても森さんが、挽回をしなければいけない一番重要な会見であれをやってしまった」と一連の対応の悪さを指摘した。
さらに「これは組織委員会の危機管理もお粗末ですよ。記者会見を仕切って弁護士を付けたり、森さんをちゃんとマネジメントさせる視点がなかった。オリンピックを運営する組織委員会が、こんなお粗末な組織なのかと思いましたね」と話した。