住居侵入の男、死亡の中古車店経営者に騒音巡り苦情…射殺事件との関連捜査

福島県須賀川市の中古車販売店を経営していた佐久間剛さん(37)が射殺された事件で、販売店の自動車整備を巡るトラブルを抱えていたことが、捜査関係者への取材で分かった。現場近くのアパート隣室への住居侵入容疑で現行犯逮捕された同市、無職の男(60)が佐久間さんに騒音への苦情を伝えたことがあるといい、県警は殺人事件との関連を調べている。
殺人事件現場の同店ガレージと、男が住む2階建てアパートは道路1本を挟んで向かい合う。捜査関係者によると、近隣住民らへの聞き込みから、車の整備の際に出る音などを巡り、男が佐久間さんにたびたび苦情を言っていたことが分かったという。県警は身に着けていた拳銃のようなものの所持の経緯なども調べている。