小池百合子都知事「大変懸念するところ」新型コロナ変異株の感染拡大に危機感

全国的に新型コロナウイルスの変異株の感染が拡大していることを受け、東京都の小池百合子知事(68)は10日、都庁を退庁する際に記者団の取材に応じ、「今日も尾身先生もおしゃっておりましたように変異株についてはこれからの広がりということは大変懸念するところであります。都内で変異株による感染が急速に広がるという可能性もふまえて国と連携しながら状況の把握に努めていきたいこのように思います」と話した。東京都の変異株感染者については「今日は4人の変異株の確認ということで、公表させていただきました」とした。
また、東京都は10日、新型コロナウイルスの感染者が新たに340人確認されたと発表。前日の9日から新規感染者は50人増加、重症者数は変わらず39人だった。小池氏は「今日も感染者数が300人を超えております。なんとか皆さま方のご協力もいただきつつ、医療提供体制をさらに強化をしていく。この両方で進めていきたいと思います」との考えを示した。