熊本市動植物園(東区)は、雄のマンドリル「コタロウ」(24歳)が6日に死んだと発表した。人間に例えるなら70歳前後だった。色鮮やかな顔の模様で人気があり、飼育舎前には献花台を設置している。
マンドリルはアフリカの熱帯雨林にすむオナガザルの仲間。ワシントン条約で絶滅の恐れが最も高い種の一つとされる。コタロウは2000年に豊橋総合動植物公園(愛知県)から来園。赤い鼻としま模様の顔が特徴だ。
園によると、2月下旬から食欲が低下し、展示を中止して投薬治療を続けていた。死因は胃捻転とみられる。熊本市動植物園では19年4月に雌の穂奈美(当時26歳)が死んでから、マンドリルはコタロウだけになっていた。【森健太郎】