5月3、4日に福岡市内で開かれる恒例の「博多どんたく港まつり」について、主催する「福岡市民の祭り振興会」(事務局・福岡商工会議所)は15日、新型コロナウイルスの感染防止策としてパレードを中止すると発表した。昨年は全ての催しを取りやめたが、今年は、演舞や芸が披露される演舞台や、まつりの起源とされる「博多松
囃子
( ばやし ) 」は規模を縮小したうえで実施する。
振興会によると、2019年のパレードには約2万1000人が参加。沿道にも多くの観客が集まったことから、感染リスクが排除できないと判断し、中止を決めた。同会は、演舞台についても、県外からの参加や見物の自粛を呼びかける。動画をオンラインで配信することも検討している。
振興会の会長を務める藤永憲一・福岡商工会議所会頭は15日の記者会見で、「2年連続の中止は避けたいと思う一方で、感染を助長するわけにもいかないという難しい状況でこの結論に至った。感染に注意しながら楽しんでもらいたい」と語った。