今年度の教科書検定で、「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーが執筆した「自由社」の中学校の歴史教科書が合格した。昨年度の検定で「著しく欠陥が多い」として不合格となった後、内容を一部改めて再申請していた。
今年度は近現代史の記述を中心に83カ所の検定意見が付いたが、すべて修正した。文部科学省は「昨年度に検定意見が付いた箇所について再申請の段階では修正が不十分だったが、最終的にはすべて改められ、基準を満たした」としている。
自由社版と同じく昨年度の検定で不合格となった「令和書籍」の歴史教科書も再申請をしていたが、「不適切な記述が600カ所を超えるなど問題が多い」として再び不合格となった。【大久保昂】