木村さん母「歯がゆく、悔しい」=BPOで人権侵害認められず―「テラハ」演出

フジテレビの番組「テラスハウス」の演出をめぐり、放送倫理・番組向上機構(BPO)に人権侵害などの申し立てをした出演者の木村花さん=当時(22)=の母、響子さん(44)が30日、東京都内で記者会見し、「人権侵害が認められず、歯がゆく、悔しい」と肩を落とした。
花さんの笑顔がプリントされた白いTシャツを着た響子さんは、申し立てについて「誹謗(ひぼう)中傷を誘導したのは誰か、フジテレビと制作会社の責任を問いたかった」と説明した。
時折、涙で言葉を詰まらせながら、「やっぱり花を助けてあげたかった。何よりそれを思っていますし、無力さを感じています」と絞り出した。
さらにフジテレビに対し、「視聴率のために中傷を誘導するような番組にしておき、個人に責任をかぶせるやり方はあまりにも無責任」と厳しい言葉で批判した。
その上で、「出演者を駒の一つでなく、一人の人間として大切に扱ってほしいと思う」と願いを込めた。
[時事通信社]