茂木外相は5日午前(日本時間同日午後)、訪問先の英国で米国のブリンケン国務長官、韓国の
鄭義溶
( チョンウィヨン ) 外相と会談した。3氏は核・ミサイル開発を進める北朝鮮に対して、完全な非核化を求めていく方針で一致した。
会談では米側が、先月に見直しを終えた対北朝鮮政策について詳細な説明を行った。これに対して茂木氏は、見直しに日本の考えが反映されたことや、米側の対北朝鮮政策が定まった直後に会談が開催されたことを歓迎した。
また3者は、北朝鮮政策を進める上で3か国の外相や外交当局が緊密に連携していくことや、北朝鮮に国連安保理決議の義務に従うよう求めることで一致した。茂木氏からは北朝鮮による日本人拉致問題の解決に向けた協力をブリンケン、鄭両氏に求め、全面的な理解と支持を得た。
会談は先進7か国(G7)外相会議に合わせて米側の呼びかけで行われたもので、日米韓3か国の外相会談は2020年2月以来。韓国はG7メンバーではないが、議長国の英国が招待している。外務省によると、会談はテーマが北朝鮮に限られたもので、日韓関係について米側が改善を促すことはなかったという。