聖徳太子1400年遠忌記念 法隆寺で27年ぶり公開の仏像展示

聖徳太子1400年遠忌を記念した特別展示「法隆寺の信仰と宝物」が1日、奈良県斑鳩町の法隆寺大宝蔵殿で始まった。27年ぶりの公開となった文殊菩薩(ぼさつ)騎獅(きし)像(室町時代)など普段公開していない仏像などの宝物を展示している。6月30日まで。
仏像や仏画などを中心に、国宝2件、重文28件を含む計79件を展示。2歳の聖徳太子が祈りをささげる姿と伝わる「聖徳太子二歳像」(室町時代)や、太子の人物画としては最も有名な「唐本御影(とうほんみえい)」の模写図(江戸時代)など太子ゆかりの宝物も多数並ぶ。
広陵町の主婦、中岡佐喜枝さん(61)は「太子創建と伝わる法隆寺で、その姿が描かれた宝物を見ることができるのは感慨深い」と話した。
午前9時~午後4時。大人500円、小学生250円。このほか、夢殿では救世(くせ)観音像(国宝、飛鳥時代)の特別開扉(5月18日まで)も行われている。同寺(0745・75・2555)。【加藤佑輔】