三重県立高校の40歳代教諭が新型コロナウイルスに関連して生徒に差別的な発言をした問題で、県教育委員会は12日、他の差別的な発言は事実確認できなかったが、学校側の対応に問題があったとする再調査結果を公表した。
県教委によると、教諭は昨年10月、生徒の家族がPCR検査を受けたことを踏まえ、「お前が来たでマスクするわ」と発言。県教委は「差別発言」として、教諭を同12月、文書訓告処分とした。
一方、教諭が他にも差別的な発言をしたとして、県教委は2月、生徒側の求めに応じ、弁護士に依頼して再調査を開始。生徒本人や教諭、同級生らから聞き取りを行った結果、「発言したのかどうかは明らかではない」などとした。また、「学校における対応は不誠実で、生徒に不信感や不満を抱かせた」と指摘した。