菅首相は23日夜、首相官邸で記者会見し、新型コロナウイルス対策として東京、大阪、京都、兵庫の4都府県に緊急事態宣言の発令を決めたことについて、「再び多くの皆さまにご迷惑をおかけすることになり、心からおわび申し上げる」と陳謝した。
新型コロナワクチンの65歳以上の高齢者向け接種を巡っては、「7月末を念頭に、各自治体が2回の接種を終えられるよう取り組んでいく」と強調した。
「多くの方々に速やかに受けてもらうため、できることは全てやる覚悟で取り組んでいく」とも述べ、接種を担う人材を確保するため、歯科医師による接種も可能とする考えを示した。