26日午後2時40分ごろ、東京都江東区亀戸4で、水道管の取り換え工事中に水が噴き出し、周囲の道路が長さ約200メートルにわたって一時冠水した。東京都水道局によると、上水道の水量を調節するバルブが何らかの原因で外れたためとみられる。近くの民家1棟の地下駐車場が浸水したほか、同区亀戸4~9丁目、墨田区立花5丁目、江戸川区平井4~7丁目にある約1万戸で、水道水が濁るなどの影響が出る可能性がある。
近くに住む男性(70)は「現場では重機が倒れ、下から水がゴボゴボと音を立てて約1メートルの高さまで噴き出していた。驚いた」と語った。
現場はJR亀戸駅の北約600メートルの住宅街。【木原真希、鈴木拓也】