埼玉県こども動物自然公園(埼玉県東松山市)は、昨年3月にオーストラリアのフェザーデール野生生物園からやってきたクオッカのオス「ダイ」が1日に心不全で死んだと発表した。年齢は不明だが、9歳以上とみられるという。5月29日に急に体調を崩し、治療を続けていたという。
クオッカはカンガルー科で、笑っているような表情を見せることから、「世界一幸福な動物」と呼ばれる。生息地のオーストラリア以外で飼育・展示されるのは、埼玉県こども動物自然公園が初めてだった。
同園によると、ダイはフェザーデール野生生物園から贈られた4頭のうちの1頭で、来園直後は警戒していたものの、しばらくすると余裕を持った様子で動き回るようになり、ほかのクオッカもダイを見て落ち着いて過ごせるようになったという。どっしり構えた大きな体から「ダイ」と名付けられ、これまでに4頭の子供たちのお父さんになった。
埼玉県こども動物自然公園は、「長旅を乗り越えて埼玉にやってきてくれたダイ。みなさんにクオッカという動物のことを知ってもらうきっかけになっていたらと思います。今までありがとう」とコメントした。【デジタル報道センター】