吉村知事 重症病床「450床以上目標」 第4波教訓に

大阪府の吉村洋文知事は4日、新型コロナウイルスの感染「第4波」での最多重症者約450人を超える規模の重症病床の確保を目指す考えを明らかにした。第4波では病床不足が深刻化し、府は確保計画を見直す方針。吉村氏は記者団に「一挙に(病院側と)合意するのは無理だが、(450床以上を)目標として掲げる」と述べた。
変異株などの影響で府内の重症者は4月13日に233人となり、計画上の最大確保病床数224床を上回った。府は計画外の上積みを含め、約360床を確保したが、5月4日には重症者が最多の449人に。うち92人は中等症病床などでの治療を余儀なくされた。
府はこうした事態を踏まえ、感染の段階に応じて病床数を増減させる確保計画に、一般医療を制限する可能性がある「災害医療レベル」を新設。今後想定される感染急拡大に備え、計画上の最大確保病床数を現行の224床から上積みする方針だ。今月9日にも医療関連団体の関係者らで構成する会議を開き、詳細を決定する見通し。