LPガス盗難相次ぐ 工場や農業施設 協会が警戒呼びかけ 秋田

秋田県内でLPガス(プロパンガス)の盗難被害が相次いでいる。県LPガス協会(秋田市)によると、2018年7月~21年2月にかけて三種町を中心に13件発生し、計14本が盗まれた。協会は6月28日に県庁で記者会見を開き、警戒を呼びかけた。
協会によると、13件のうち三種町での被害が7件と過半数を占める。その他は大館市で3件、大潟村で2件、井川町で1件。盗まれた14本は全て20キロ容器で、ガスはほぼ満タンだった。14本のうち、三種町鹿渡で19年3月に盗まれた容器は約1年後、町内の山中でガスが抜かれた状態で見つかった。
被害に遭ったのは工場や町内会館、農業関連施設などで、住民が生活している場所ではない点が共通している。
動機として、県LPガス協会の船木和昭専務理事は「自ら使うためにガスが欲しかったのではないか」と推測。協会は7月を「LPガス容器盗難予防強化月間」とし、注意と情報提供を呼びかけている。【高野裕士】