東京都へ宣言発出について小池百合子都知事「国と危機感を共有し、実効性のあるより強い措置を」

東京都は8日、専門家を交え新型コロナウイルス感染状況を分析する定例のモニタリング会議を開催し、感染状況、医療提供態勢ともに4段階中最も深刻な警戒レベルを維持した。
会議に参加した専門家は、宣言解除後1週目で急増した夜間滞留人口が2週目に入り連日の雨の影響等でわずかに減少したと明らかにした。しかし、東京・大阪の第4波の際には、人流減少から新規感染者数減少までに1か月以上のタイムラグがあり、この間に新規感染者数が急増し、医療ひっ迫が深刻化したことから、「夜間滞留人口を早期に減少させていくことが必要である」と指摘した。
また専門家は、新規感染者数の増加比が上昇していることを指摘。現在の増加比約124%を2週間継続すると、21日には1日当たりの新規感染者数が約961人に、3週間継続すると28日には約1192人に上るとの試算を公表した。
小池百合子都知事は過労により、会議を6月24日は欠席、7月1日はリモートで自宅から参加したため、3週間ぶりとなる登庁しての出席となった。
小池都知事は東京都に対する緊急事態宣言について「今、国において発出する手続きが進められているところでございます」と話し、「都といたしましても国と危機感を共有いたしまして、基本的対処方針や専門家の意見を踏まえまして、実効性のあるより強い措置を対策本部会議で決定をいたしました上、都民、事業者の皆さまへの要請を示す予定といたしております」と明かした。