飯塚事件、第2次再審請求=「新たな目撃証言」―福岡地裁

福岡県飯塚市で1992年、女児2人が殺害された「飯塚事件」で、死刑が執行された久間三千年元死刑囚=当時(70)=の妻が9日、福岡地裁に第2次再審請求を申し立てた。
弁護団は、事件当日に通学路付近で、久間元死刑囚と全く特徴が異なる人物が運転する軽自動車の後部座席に、女児2人が乗っているのを見たとする、県内の70代男性の証言を新証拠として提出。真犯人の可能性があるとしている。
殺人罪などで起訴された久間元死刑囚は一貫して無罪を主張。事件と結び付く直接証拠はなかったが、福岡地裁は99年、遺留品の発見現場付近で久間元死刑囚の車と似た車を見たとする証言や、DNA型鑑定などの信用性を認め、死刑判決を言い渡した。最高裁で確定し、2008年に執行された。
弁護団の徳田靖之共同代表は記者会見し、「1次請求で明らかになった数々の疑問点を明確にしていく審理になる」と語った。
[時事通信社]