女性オーナー殺害で常連客の男起訴 大阪地検

大阪市北区天神橋のビル5階のカラオケパブ「ごまちゃん」店内で6月、オーナーの稲田真優子(まゆこ)さん(25)が殺害された事件で、大阪地検は9日、殺人罪で、常連客で会社員の宮本浩志(ひろし)容疑者(56)=殺人容疑で逮捕=を起訴した。
捜査関係者によると、宮本被告は一貫して否認しているが、被告が事件当日に着用していたとみられる衣服や靴に、稲田さんの血痕が残っていたことが判明。ビルの防犯カメラの捜査なども踏まえ、立証は可能と判断した。
起訴状などによると、宮本被告は6月11日午後9時半ごろ~10時ごろ、パブ店内で稲田さんの胸部などを刃物で突き刺すなどし、失血死させたとしている。
稲田さんの遺体は6月14日、施錠されたパブ店内で見つかった。店内に設置された防犯カメラは外され、映像を記録するSDカードがなくなっていた。凶器の刃物や店の鍵は見つかっていない。
宮本被告と稲田さんは、稲田さんが別の飲食店に勤めていた約4年前に知り合った。今年1月に稲田さんがパブを開いてからは常連客となったが、稲田さんは「(被告からの)連絡がしつこい」などと悩みを漏らしていた。