西村経済再生相は10日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、帰省時の会食や学習塾などでクラスター(感染集団)が多発しているとして注意を呼びかけた。インド由来の変異ウイルス「デルタ株」は感染力が強く、「感染防止策を少し怠ると、どこで感染するかわからない」と述べた。
西村氏によると、帰省時の会食や学習塾のほか、各地のスポーツジム、遊戯施設などでクラスターが起きている。学習塾では、せきの症状があった講師が飛まつ防止シート越しに授業を行い、70人以上が感染した例もあった。西村氏は「換気をよくし、人数を減らし、人と人との距離を取ることの徹底をお願いしたい」と強調した。
百貨店での感染も相次ぎ、政府の集計では、全国13店舗で従業員ら計367人の感染が判明している。特に地下1階や1階で感染が広がっており、西村氏は「混雑する場所はリスクが非常に高い」と指摘した。