岸信夫防衛相は31日、イスラム主義組織タリバンが実権を掌握したアフガニスタンからの退避支援のため派遣した自衛隊の撤収命令を出した。茂木敏充外相から任務終結の要請を受けての対応。防衛省が発表した。30日のアフガン駐留米軍の撤退完了や現地情勢の緊迫で自衛隊機を運航するめどが立たず、活動は困難だと判断した。今後は外交努力を通じ、残った邦人やアフガン人大使館職員らの退避支援を続ける。
隣国パキスタンの拠点で待機させていた航空自衛隊輸送機のC2、C130の計3機や陸上自衛隊の派遣部隊は準備が整い次第、日本へ引き揚げる。9月1日以降になる見通し。