国内で五輪が開催された年は、首相が交代するというジンクスがある。菅首相もこのジンクスを打ち破ることができなかった。
池田勇人首相は、日本初開催となった東京五輪の閉会日翌日の1964年10月25日に退陣を表明した。池田氏は、五輪に向けて新幹線や高速道路などの整備を加速させたが、開会式前の同年9月に喉頭がんで入院を余儀なくされていた。
池田氏の後を継いだ佐藤栄作首相は、札幌五輪から5か月後の72年7月、7年8か月にわたる長期政権に幕を下ろした。
橋本竜太郎首相は98年2月、長野五輪を現職首相として迎えたが、7月の参院選で大敗して辞任に追い込まれた。