橋下徹氏、政局報道一色「情けない」発言に猛反論「国家権力を作り上げるプロセスっていうのは一番重要」

6日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜・午後1時55分)では、菅義偉首相が不出馬を表明もこれから「日本の顔」を決める戦いが始まる自民党総裁選(17日告示、29日投開票)を特集した。
コメンテーターで出演の元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏は「すごいですね、政治の世界って。1、2週間前だったら、菅さんで100%決まりだろうと言っていたコメンテーターもたくさんいたんですよ。それがあっという間にこういう流れになってくる」と、まずコメント。
その上で「国会議員はみんな次の衆院総選挙を見すえて、民意を誰がくみ取れるんだって、みんな自分アンテナ、センサーを研ぎ澄まして、それをつかんでいく。それこそが民主主義の姿だと思います」と続け、「ある番組で政局報道一色になるのは情けないって言った人がいるんですけど、とんでもないですよ。国家権力を作り上げるプロセスっていうのは一番重要で、今日はギニアでクーデターがあったし、アフガニスタンを見て下さいよ。血みどろの権力争いですよ。でも、この平和な民主国家では投票で権力を作り上げる。ここをちゃんと報道することはね、中身は重要ですけど、ものすごい重要なことだと思いますよ」と話した。