台風14号が接近した影響で、17日は西日本の広い範囲で交通が乱れた。18日も近畿を中心に影響が続く見通しだ。
山陽新幹線は17日午後から広島―博多間で運転を取りやめた。前日に予告された「計画運休」だったが、出張で広島に来ていた福岡市の男性会社員(29)は広島駅に着いて初めて運休を知ったといい、慌てて勤務先に連絡。「今夜は広島に泊まり、明日福岡に帰ります」と困惑した様子だった。新大阪―広島間も減便されて山陽新幹線の運休本数は計96本に上り、この影響で東海道新幹線も一部列車の行き先を変更した。東海道・山陽新幹線は18日、始発から通常ダイヤで運転する予定。
在来線も運転見合わせや遅れが相次ぎ、JR西日本などは岡山、香川両県を結ぶ瀬戸大橋線について17日午後9時ごろ以降の運転中止を決めた。湖西線は滋賀県内の一部区間で18日の始発から運転をストップする。都市部の路線も18日昼にかけて運転しない可能性があるという。
航空各社によると、関西国際空港をはじめ西日本の空港を発着する17日の便に欠航や遅れが生じた。
【根本佳奈、高橋昌紀】