「妻のお好み焼き」ツイートの岸田文雄新総裁が「あざとい」と指摘された理由

岸田文雄氏(64)が自民党の新総裁に選出された9月29日夜、Twitterに投稿した写真が注目されている。
岸田氏は、〈帰宅すると、妻の裕子がお好み焼きを作ってくれていました。インスタライブで私が、「妻の作ってくれるお好み焼きが大好きです」と言っていたからです〉とお好み焼きの写真を披露し、〈いつも最高に美味しいけど、今日は、一生忘れられない美味しさでした。ありがとう〉と愛妻への感謝をつづった。当該ツイートには、〈素敵なご夫婦〉や〈微笑ましい〉、〈ほっこりします〉といったリプライが寄せられ、35万件以上の「いいね」を集める大反響となった。
目ざといTwitterユーザーは、写り込んだお好み焼きソースにも注目したようだ。写真を拡大してよく見ると、パッケージに記載された賞味期限は「2021.07」となっている。賞味期限が少し過ぎたソースを使い続けていることが判明し、〈庶民派で好感度が上がった〉と評判だ。
また、岸田氏はTwitterを通して送られた〈鬼滅の刃の劇場版、地上波でやってますが観ましたか? 鬼滅で一番好きなキャラクターは?〉という質問に対して、〈テレビは見れていませんが、『鬼滅の刃』は全巻読破しました。好きなキャラクターは、猗窩座です〉と返答したことも話題になった。
岸田氏は〈私は漫画、アニメ、映画など日本のソフトパワー産業に関わっている方々の所得向上にも取り組みます〉と続けており、『鬼滅の刃』ファンたちが〈私も猗窩座が大好きです!〉〈やばい、これはリプせずにはいられない〉〈話合う!!!!〉と反応している。
順当にいけば、岸田氏は10月4日の臨時国会で第100代となる新総理大臣に指名される見通しだ。次期総理として急速に内面への注目が高まり、人気を集めている。だからこそ、岸田氏の一連の発言を〈あざとい〉と見る動きもあるようだ。Twitter上では、〈ネット民は単純すぎる〉〈こういうチョロい反応そろそろ止めない?〉という声も相次いでいる。
思い出されるのは、菅義偉首相(72)が昨年9月に総理大臣に就任したときの“パンケーキおじさん”ブームだ。政策や主張よりも「好物はパンケーキ」といったプロフィールばかりが取り沙汰され、「笑顔がかわいい」など、まるでタレントのように持ち上げられていた。
菅首相が“パンケーキおじさん”ならば、差し詰め現在の岸田氏は“お好み焼きおじさん”か。政治家に親しみを感じるのは自由だが、それはそれとして政治家としての資質は冷静に評価されるべきだろう。
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