茨城県八千代町平塚の民家敷地で6日、体長約70センチのオオトカゲが見つかり、下妻署員が捕獲した。ペットが逃げたか捨てられたかしたとみられ、署は持ち主に名乗り出るよう求めている。
署によると、捕獲されたのはサバンナオオトカゲとみられ、拾得物として保護されている。署員が与える鶏のササミを食べ、健康な様子という。
署によると4日午前11時半ごろ、同所で通行人の女性が、「大きなトカゲが道路を横切った」と110番通報。2日がかりの捜索の末、6日に別の目撃男性からの通報を受けて臨場した署員が、排水溝のパイプに潜んでいたオオトカゲのしっぽをつかんで引っ張り出したという。
日立市かみね動物園の生江信孝園長は「爪で引っかいたり、あごの力も強かったりと、むやみに近づかない方がいい。ペットにするなら責任を持って飼育して」と話した。【安味伸一】