京都大は19日、工学研究科の教授が2019年度からの博士後期課程で自分の研究室への進学を希望した数人に、入試問題の内容を示唆する不適切な行為をしていたと発表した。
発表によると教授は、希望者の事前面談で特定の基礎科目名を挙げ、筆記試験で出題される可能性を示唆した。教授は筆記試験の一部を作成しており、京大は「受験生が試験の特徴を知る結果になり、実質的に問題を事前に知らせる行為だった」と判断した。
京大の調査に教授は「進学までに勉強しておいてほしいとの趣旨で伝えた」と釈明しているという。
問題になった筆記試験を除いて再判定した結果、合否には影響がなかった。文部科学省に「大学院入試で不適切な行為があった」と通報があり、京大が今春から調べていた。