創業173年を誇る老舗呉服店の御曹司が、ベロベロに酔っぱらって20代女性の胸を揉み、背中にガブリと噛みついた。
強制わいせつと傷害の疑いで18日、茨城県警古河署に逮捕されたのは、古河市の小倉呉服店社長、小倉輝久容疑者(49)。
小倉容疑者は緊急事態宣言が解除された今月1日、市内の飲食店で知り合いら数十人と宴会をしていた。午後8時ごろ、1次会が終了し、男女数人がそのまま店に残った。ベロベロに酔っぱらった小倉容疑者は20代女性にちょっかいを出し、仲間がいる前や2人きりになった際、女性に抱きついたり、胸を触ったり。揚げ句の果てには服の上から女性の背中に噛みついた。
その後、店を替えて再び飲み始めたが、小倉容疑者の暴走はまだ続き、その店でも嫌がる女性の体を触りまくった。女性は1週間のケガを負い、背中には内出血の痕が残っていた。調べに対し、小倉容疑者は「酔っぱらっていて、覚えていない」と供述しているという。
小倉容疑者が代表取締役を務める小倉呉服店は、江戸時代後期の嘉永元(1848)年創業。現在は「おぐらグループ」として、関東を中心に振り袖専門店や写真スタジオを17店舗展開している。
「6代目のお父さんは婿養子でね。それでも頑張って写真スタジオなど新たな事業を始め、会社を大きくさせた。ロータリークラブのメンバーで付き合いは多いようだけど、ほとんどお酒は飲まないし、真面目な人ですよ。息子さんは近所付き合いもなければ、挨拶もしない。カメラを持った若い社員が、よく会社の研修施設に出入りしています」(近隣住民)
おぐらグループの従業員は130人で、きものコーディネーターやスタジオスタッフ、スタジオラボ、ヘアメーク、着付け師と職種も多岐にわたる。小倉容疑者は2014年、現会長の父親の後を継ぎ、社長に就任した。
「若い従業員が多いので、バーベキュー大会や懇親会、旅行会など会社のレクリエーションは盛んみたいです。社長のパワハラと酒癖が悪いというのは、よく聞きます。女性には優しくて、男にはケチョンケチョンだから、部下は大変だそうです。社員を連れ回すのが好きみたいですが、連れていかれる方はたまりませんよね」(地元関係者)
小倉呉服店に飲み会は会社の行事だったのか尋ねたところ、「お答えできません」と答え、被害女性についても「分かりません」(担当者)とのことだった。
振り袖のレンタルや七五三などは、女性の顧客が多いだけに、ハレンチ事件で社長逮捕はイメージダウン必至だ。