神奈川県の旧大口病院の連続中毒死事件で殺人罪などに問われた元看護師・久保木愛弓被告(34)の裁判員裁判第9回公判が20日、横浜地裁(家令和典裁判長)であった。被告人質問で、興津朝江さん(当時78歳)の遺族の代理人弁護士から、自分の家族に同じことをされたらどう思うかを問われ、久保木被告は「許せないと思います」と答えた。
西川惣蔵さん(当時88歳)の遺族の代理人弁護士は、消毒液混入以降に自分の両親と会った時の気持ちを質問。久保木被告は鼻をすすりながら、「私のことを心配してくれる両親をかけがえのないものと思い、同時に大事な家族を奪った罪の重さを痛感した」と話した。次回の22日に結審し、判決は11月9日に言い渡される予定。