ルール破り“常態化”の兵庫県警…コロナ禍でもパワハラ、仲間はずれ、無断外泊、BBQ飲酒

またか!

法律やルール違反を取り締まる立場の警察官が、弱い者いじめや自粛要請破りなど、やりたい放題していた。

部下にパワハラをしたり、上司への届け出をせずに別の部下らと無断外泊をした兵庫県警地域部の40代男性警視が、9月1日付で本部長訓戒処分となった。処分後、警視は県西部の警察署に飛ばされた。この警視は約3年半前にも部下を長時間立たせて説教をしたとして、所属長訓戒の処分を受けている。

昨年7月、総務部留置管理課に所属していた警視は、自分の意向に従わない部下2人を仲間外れにして休憩を取り、約3時間弱、留置施設の業務を2人に押し付けた。

「短時間とはいえ、看守業務はかなりの負担です。2人でやれる業務量ではありません。本人は『パワハラはなく、2人だけで勤務するような指示はしていない』と説明しています。2人が言うことを聞かないから嫌がらせでやらせたのか、ただ2人のことを気に入らなかったのかは不明です」(県警関係者)

警視は昨年9月と11月、仲の良い別の部下らと5人以上で県内のキャンプ場に泊まりがけで行き、バーベキューをしながら宴会をしていた。

兵庫県警では緊急事態宣言が解除された後も、全職員に外での飲酒の自粛を求めていた。また県警の内規では、外泊する際は上司への届け出が必要だが、警視らはそれも怠っていた。

「キャンプの誘いは部下からでしたが、自粛要請が出ているにもかかわらず、警視は中止を求めることもなく、参加して酒まで飲んでいた。階級を考慮すると一警察官とは立場が違うので、これも処分の対象となった」(県警関係者)

■警察学校でも飲酒や喫煙など相次ぐ不祥事

兵庫県警では不祥事が続出している。今月22日には、警察官を育成する「兵庫県警察学校」(芦屋市)の寮のロビーや自習室で、未成年の初任科生33人が飲酒や喫煙していたことが判明。県警は酒とたばこを提供したり、黙認した成人の同期生14人含む計47人を謹慎処分にした。

昨年3月には、神戸西署の幹部が参加した歓迎会をきっかけに署内でクラスターが発生。県民から約700件の抗議が殺到した。

県民には外での飲酒や不要不急の外出を控えるよう呼び掛けながら、警察官自らがルール破りとは、ますます信頼を失う。