細野豪志氏、自民入党は「党幹部の判断待つ」…比例復活の自民・吉川赳氏「極めて異例の状況」

衆院選投開票から一夜明けた1日。静岡県内では、戦いを終えた当選者が朝から街頭であいさつに立った。
静岡5区で8選を決めた無所属の細野豪志さん(50)は早朝からJR富士駅北口に立ち、通勤客らに当選を報告。グータッチにも笑顔で応じた。
保守分裂の5区は自民党入りを目指す細野さんが当選し、敗れた自民の吉川赳さん(39)は比例で復活当選する結果となった。
細野さんは報道陣に「自民党入りを訴えて得票が過半数を超えた重みは非常に大きい。入党は党幹部に伝えており、判断を待ちたい」と話した。
同駅南口であいさつした吉川さんは「公認候補がいるのに『入党したい』という極めて異例の状況」と指摘した一方、「私自身の力不足は露呈したので、研さんしていく。地方の経済刺激策に努めていく」と気を引き締めていた。
8区で自民のベテラン塩谷立さん(71)を初めて破った立憲民主党の源馬謙太郎さん(48)は、浜松市内で通行人らに手を振った。「我々世代にかじ取りを任せてもらいたいという訴えが理解された」と振り返った。
一方、比例で復活当選した塩谷さんは中区の事務所で支援者らと万歳で当選を祝った。8区の敗戦は「私の力不足」と認め、「もう一度原点に立って、一つ一つ仕事をしていきたい」と力を込めた。
県内では、3区の自民の宮沢博行さん(46)、4区の国民民主党の田中健さん(44)、6区の立民の渡辺周さん(59)も比例で復活当選した。渡辺さんは自民の勝俣孝明さん(45)に大接戦で敗れたが、9選を果たした。田中さんは初当選となった。