仕事の時間管理を効率よく行う方法

《今回の相談内容》(神奈川県S・K31歳)
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仕事を時間内にきちんと終わらせて、残業なんかせずに颯爽と帰る。それが現代の「仕事ができるビジネスパーソン」の典型。ひと昔前までは、遅くまで会社に残って働くことが評価されていましたが、それは今ではもう古い話です。とはいえ、働いても働いても仕事は一向に片付かず、就業時間が過ぎていくのを眺めてはため息ばかりという人が多いのも現実です。
では、山のように仕事を抱えているにもかかわらず、定時までに仕事を終わらせて帰る人になるにはどうすればよいのでしょうか?
効率よく時間を使うためには「やみくもに始めずに、まず計画を立てる」「仕事に優先順位をつける」「ゴールから逆算してスケジュールを組み立てる」などなど、その方策はいろいろ考えられますが、そのどれもが実践するのは結構、面倒です。
そこで今回は、特に意識せずに「仕事ができるビジネスパーソンになる」方法を伝授したいと思います。それは「身近にある時計をデジタルではなくアナログにする」という方法です。
コンビニの店内には必ずといっていいほど、壁に時計がかかっています。しかもそのどれもが、長針と短針で表示するアナログ時計。
なぜデジタルではなくアナログかというと、どれだけの時間が経過して、残り時間はどれくらいなのかを把握するには、アナログ式の時計の方がデジタル時計よりも優れているからです。
というのも、アナログ式の時計の針は円グラフになっているため、経過時間と残り時間をひと目で、しかも直感的に把握できるのです。一方、デジタル時計は、今の時刻を数字で表示するだけ。そのため、時刻をひと目で把握できますが、肝心の時間量が感覚的に捉えにくいというデメリットがあります。
コンビニの壁に掛かっている時計がアナログなのは、品出しで忙しい従業員がひと目で時間経過を把握し、効率よく働けるようにするためなのです。つまり、アナログ式の時計が壁に掛かっているだけで、意識せずに自然と時間感覚が身につくようになるのです。コンビニや多くの学校、また名の知れた企業がアナログ式の時計を採用しているのはそのためでもあるということ。
また、心理学の実験ではアナログ時計の方がデジタル時計よりも人の気持ちを引き締める効果が高いという結果も出ています。残り時間が直感的に分かるので、「あと〇分でこの仕事をやり終えなければ」という緊張感が生まれ、行動や姿勢に意欲や張り合いも生まれるのです。
時間の使い方が下手で困るという人は、アナログ時計を仕事場の目に見えるところに置いておきましょう。時間を今よりはるかに上手に使いこなせるようになるはずですから。