東京都議選期間中の7月、無免許運転で人身事故を起こしたとして、道路交通法違反容疑などで書類送検、7回にわたる無免許運転で在宅起訴された木下富美子都議(55)が22日、都庁で緊急会見。議員辞職することを明かした。
辞職の理由を説明する中で同都議は「齢(よわい)85に至る父の安全が脅かされる状態になりました。これが辞職の決断に至ることになりました。任期の間、都議を続けたいと、仕事をしたいと願ってきましたが、仕事をさせてもらえない現実が前日の委員会出席拒否で明らかになりました。仕事がしたいにも関わらずさせてもらえない理不尽な事態に悩みました」と本音を漏らす場面もあった。
都議会は木下議員に対して、これまでに2回、辞職勧告を決議したが、同都議は辞職しない考えを示していた。議会運営委員会が先週、質疑を行う予定だったが本人が体調不良を理由に欠席。24日に改めて本人を呼んで質疑を行う予定となっていた。
木下都議に関しては、都民ファーストの会の特別顧問でもある小池百合子都知事が21日の会見で「彼女は今の状況を理解できない人ではない。自らが出処進退をただしていく、彼女自身が決することを確信しているところです」と話したことからも辞職は不可避の情勢と見られていた。