[東京 16日 ロイター] – 松野博一官房長官は16日午後の記者会見で、12月8日に入国し、14日間の待機期間中に新型コロナウイルス陽性と判明し、その後のゲノム解析でオミクロン株に感染している事例が確認されたとの報告が東京都からあったと述べた。
また、その陽性者の濃厚接触者の1人が15日、新型コロナウイルスの陽性であることが判明し、医療機関に隔離されていると説明した。まだ、ゲノム解析の結果は出ていないという。
この事案に関し、松野官房長官は市中感染ではないとの見解を示した。
同時に松野官房長官は、この陽性者が12月12日に神奈川県の等々力スタジアムでサッカー天皇杯の試合を観戦していたと説明。感染管理徹底の観点から、同スタジアムで観戦した人の中で体調がすぐれない人は「外出を控え、医療機関の受診をお願いしたい」と述べた。
松野官房長官は、市中感染かどうかの判断の基準として「感染経路が確認できているかどうかで判断する」と述べたが、詳細は厚生労働省に聞いてほしいとした。
一方、12月1日に日本からフィリピンに帰国したフィリピン人がオミクロン株に感染していることが確認されたとの報道があることについては、現在、厚労省がフィリピン政府と事実関係を確認中であると述べるにとどまった。