赤木さん裁判終結で市民団体が抗議活動…雅子さんの姿も「真摯に向き合ってほしい」

公文書の改ざんを苦に自殺した財務省近畿財務局の元職員・赤木俊夫さん(当時54)の妻・雅子さんが国に対して起こした裁判について、12月15日に国が請求を認めたため裁判が終了したことをめぐり、市民団体が近畿財務局の前で抗議活動を行いました。 近畿財務局の元職員・赤木俊夫さん(当時54)は、森友学園を巡る公文書の改ざんを苦に3年前の2018年に自殺し、妻の雅子さんは国と当時の理財局長・佐川宣寿氏を相手取り、損害賠償を求めて裁判を進めていました。 しかし、12月15日に国が『賠償金を全額支払う』として、雅子さん側の請求を受け入れたため、公文書の改ざんと俊夫さんの死亡との因果関係が明らかにされないまま国との裁判が終わりました。 これを受けて、12月23日に市民団体が「税金を使い裁判を終わらせていいのか」などとして、近畿財務局の前で抗議活動を行いました。 23日に行われた抗議活動には、赤木雅子さんも活動の様子を見に訪れました。 (赤木雅子さん 12月23日) 「裁判所に行ったり財務省本省に抗議文を出しに行きましたけど、夫が一番苦しんでいた場所なので、すごく緊張しています。ここで殺されたので。裁判では国が“認諾”をしました。夫の事を真摯に向き合ってもらえなかったことは抗議をしたいです。それに対して何かしらの返事が欲しい。現在行っている情報開示についても速やかに出してほしいと思います」 雅子さんは、岸田文雄首相に対して公文書改ざん問題の再調査を求めて直筆の手紙などを出していますが、未だに返事はないということで、国に対して再調査を引き続き求めるとともに、今後は、佐川宣寿氏に対して起こしている損害賠償を求める裁判が続くことになります。