岡山県美作市の「岡山国際サーキット」で2017年、大型オートバイの多重転倒により7人が死傷した事故で、死亡した男性2人の遺族らがサーキット運営会社と親会社の「アスカ」(愛知県)に約3億5000万円の損害賠償を求めた訴訟は、岡山地裁で和解が成立した。20日付で、運営会社が約1億3500万円を支払うとの内容。
原告側の代理人弁護士が27日に明らかにした。遺族らのコメントも読み上げられ、「(サーキット側の)謝罪はなかったため霧が晴れたとは言えないが、区切りを付けられた」とした。
事故は17年4月、コース(全長3・7キロ)の緩やかなS字カーブで発生。練習走行中のバイク7台が次々に転倒し、当時42歳と38歳の男性2人が死亡、男性5人が重軽傷を負った。県警は、転倒した7台の前を走っていたバイクのオイル漏れが原因と断定。このバイクの運転者(50)を業務上過失致死傷容疑で書類送検している。【岩本一希】