新型コロナウイルスの水際対策で原則停止している外国人留学生の新規入国について、政府は17日、卒業の期限が迫る国費留学生87人の入国を例外的に今月下旬から認めると発表した。
オミクロン株の海外での感染拡大で、政府は昨年11月末に全世界からの外国人の新規入国を原則停止し、人道上や国益上などの「特段の事情」がある場合のみ入国を認めてきた。
今回、卒業や修了まで1年を切り、日本の大学での実験や実習、対面授業が必要な留学生の入国について、「公益性や緊急性が高い」と判断した。入国時には、空港近くのホテルでの隔離や検査などを文部科学省が監督し、防疫措置を徹底する。
コロナ禍で、外国人留学生の新規入国は激減。日本の教育や研究などへの影響は大きく、今春の進学シーズンを前に、大学関係者や経済界から制限緩和を求める声が高まっていた。
今後の方針について、政府は「個別の事情を勘案しつつ、必要な対応を進める」としており、他の留学生への対応は未定となっている。