長野県喬木村長選と村議選の再選挙(欠員2)が18日告示された。村長選は現職の市瀬直史氏(63)以外に立候補の届け出はなく、無投票で3選が決定。再選挙も立候補したのは新人の農業松村光洋氏(63)のみで、無投票で初当選が決まった。
村長選の無投票は4回連続。村選挙管理委員会によると、村議会は次回の改選期(2025年6月24日任期満了)まで欠員1が続く見通し。
村議会は夜間や休日に本会議などを実施。2020年度に議員報酬を7000円引き上げて月額15万円とするなど、会社員らが立候補しやすいよう改革に取り組んできたが、昨年6月の村議選は10人しか立候補せず、再選挙でも欠員は解消しなかった。
後藤章人議長(69)は再選挙に向けて10人ほどに打診したが、立候補したのは松村氏のみだったという。後藤議長は「議会存続の危機だ」と強調。議員定数や報酬の見直しについて、「早急な議論が必要だ」との認識を示した。
一方、村長選で3選を決めた市瀬氏は「新型コロナウイルスの感染拡大で停滞した地域コミュニティーを再生し、リニア中央新幹線や三遠南信自動車道の開通を見据えた道路整備を進め、次代につなげる村づくりに取り組む」などとしている。