新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、検査をせずに陽性と診断することも可能とした厚生労働省の新方針について、大阪府の吉村洋文知事は26日、府内で近く適用する考えを表明した。
厚労省は24日、外来診療の逼迫(ひっぱく)を避けるための新たな方針を公表した。同居家族が感染し、濃厚接触者に認定された後に症状が出た人について、検査をしなくても医師が陽性と診断できるようにする。また、基礎疾患がなくワクチンを2回接種済みの40歳未満は、発熱などの症状があっても、自分で抗原定性検査キットで検査し、その結果に基づき医師が判断することも認めた。
吉村知事は記者会見で、新方針の適用に向け、具体的な指針づくりを進めていると説明。「感染者が増えている中で、リスクの高い方に(検査や受診機会を)集中させ、取りこぼさないようにすることが重要だ」と述べた。【矢追健介】