大学入試センターは26日、今月15、16日に実施した大学入学共通テストの本試験を体調不良などで欠席し、追試験(29、30日)に回ることが認められた受験生1658人のうち、新型コロナウイルスへの感染が原因の受験生が211人だったと発表した。
濃厚接触者になって本試験が受けられず、追試を受けることが認められた受験生252人も含めると、新型コロナの影響は計463人となる。昨年の第1日程(2021年1月16、17日)は計224人で、今年は2倍以上になった。
15日に東京大の本郷地区キャンパス(東京都文京区)の試験会場前で起きた刺傷事件による精神的動揺を理由に追試を認められた受験生が4人いた。南太平洋の海底火山の噴火に伴う津波の影響で、公共交通機関の運行が乱れたことによって追試に回ることになったのは6人だった。
大学入試センターは、変異株「オミクロン株」を含めた新型コロナの濃厚接触者であっても、PCR検査で陰性が証明されているなどの条件を満たせば、別室での受験を認めている。この措置によって本試験を受けたのは320人だった。【大久保昂】