税理士の資格が無いのに税務署への確定申告を代行し、虚偽の情報を申請したとして、警視庁サイバー犯罪対策課は31日、東京都港区赤坂2、会社役員、牛丸由規(36)と、同居の交際相手で会社員、勝谷彩夏(25)の両容疑者を税理士法違反と私電磁的記録不正作出・同供用の疑いで逮捕したと発表した。
両容疑者が虚偽の情報で作成した確定申告書を使い、100人以上が国の新型コロナウイルス対策の持続化給付金計1億円超を不正受給していたとみて調べる。
逮捕容疑は2020年6月15日~7月4日、20代の男女7人を個人事業主と偽って新型コロナの影響で収入が減ったとする虚偽の確定申告書を作成し、電子申請したとしている。牛丸容疑者は「1人はやったが、他は知らない」と容疑の一部を否認、勝谷容疑者は代行行為は認めた上で「違法とは思っていなかった」と供述しているという。
両容疑者は、持続化給付金を詐取したとして逮捕、起訴された男性被告から紹介を受けた人物の確定申告を代行し、1件2万~5万円程度の報酬を受け取っていたとみられる。【柿崎誠】