「佐渡金山」で日韓外相の意見対立、冷静に議論する=官房長官

[東京 3日 ロイター] – 松野博一官房長官は3日午後の会見で、同日午後に行われた日韓外相による電話会談では、日本政府による新潟県の「佐渡島金山」の世界文化遺産候補としての推薦を巡り、対立する見解が双方から示されたと述べた。
松野官房長官によると、今回の外相会談は1月30日の北朝鮮による弾道ミサイルの発射を受けて、3日午後1時45分から35分間にわたって行われた。
その中で、韓国の鄭義溶外相が日本による佐渡金山の世界文化遺産への推薦に対し、韓国の独自の主張に基づいて発言したという。これに対し、林芳正外相は「受け入れられず、遺憾である」と述べ、強く抗議した、と松野官房長官は説明した。
その上で「佐渡金山の文化遺産としての素晴らしい価値がユネスコ(国連教育科学文化機関)で評価されるよう冷静かつ丁寧に議論していきたい」と述べた。また、韓国とも「誠実に議論を行っていく」との方針を示した。
日韓首脳会談の開催に関しては「現状、何らかの調整があるとは聞いていない」と述べ、早期開催には否定的な立場をにじませた。