売り掛け債権の買い取りを装い無登録で貸金業を営んだとして、千葉、岩手両県警は25日、東京都豊島区のコンサルタント会社社長の男(50)と複数の社員を貸金業法違反(無登録営業)と出資法違反(超高金利)の容疑で逮捕した。捜査関係者への取材で判明した。
捜査関係者によると、同社は全国の中小企業などに、売り掛け債権を買い取って代金を回収する「ファクタリング」と呼ばれる取引をファクスで勧誘。だが、実際には売り掛け債権を担保に、最大で法定の約50倍の金利で貸し付けていた。2017年以降、全国の延べ約7000社に数十億円を貸し付け、数億円の利益を得ていたとみられる。
逮捕容疑は昨年秋から今年春、無登録で貸金業を営み、東京や大阪の男性ら5人に法定の13~47倍の金利で500万円を貸し付けたなどとしている。昨年4月に千葉県警に相談があり、同様の被害相談があった岩手県警と合同で捜査。今年4月に関係先など十数カ所を家宅捜索していた。【宮本翔平、加藤昌平】